自分でホームページを英語化する方法

これから増えていく訪日外国人観光客の需要を掴みたい、海外への販路を開拓したい、そのように考えている方は大勢いらっしゃるかと思います。国外に売り込むにも、外国人観光客にアプローチするにも情報発信の手段として英語のホームページを作成する事は大変効果的です。しかしながら、ホームページを英語化するにはそれなりにコストがかかってしまいます。どれくらいの売り上げに繋がるか分からない中、投資をする判断は中々出来るものではありません。まずはどれくらいコストがかかるのか、そこから考えてみるべきではないでしょうか。

コストと利益が釣り合わないのなら、自分でホームページを英語化することも一つの方法でしょう。この記事では自分でホームページを英語化する方法と英語ホームページ作成の際の注意点などを解説していきたいと思います。

ホームページを英語化すればお客さんは増えるかもしれません、しかしながら、問題となるのは、どれくらい増えるのか、という事です。これを事前に予測する方法は存在します。それはグーグルのキーワードプランナーで、自分のウェブページが対象とする顧客層が、どのような検索ワードを使用しているのかを調べる方法です。

キーワードプランナーはグーグルが提供する無料で使えるツールの一つで、過去にどのような検索ワードが、どれくらい検索されたのかを把握することが出来ます。

このツールでまずは購買に繋がりそうなワードがどれくらい検索をされているのかを洗い出し、本当に英語化をした方が利益になるのかどうかの判断をしてみてはいかがでしょうか。

詳しい計算方法はこちらの英語SEO対策のROIの計算と5つのメリットで説明しているので確認してみてください。

どこまで英語化すればよいのか

結論から言うと日本語のホームページを全て英語化する必要はありません。例えば新着情報のページなどは英語化する必要はないでしょう。海外の顧客に対して売り込みたい部分の紹介ページのみに絞って英語化した方が、コスト的にかなり安上がりになるだけでなく管理も容易になるので必要な部分だけを英語化した方が良いでしょう。

ホームページ英語化の方法~英文の入手

ホームページ英語化
ホームページを英語化するにあたり、英語の文章をどうやって用意すればよいのかを決めなければなりません。英語が堪能の方なら自分で文章を書けばよいのですが、ビジネスレベルの英語の文章となると自分で書ける人は限られてくるでしょう。ホームページに使用する英語の文章の入手方法は2つ有ります。

誰かに翻訳を頼む

コストは高いが正確な英文を用意できる方法が翻訳家に依頼する方法でしょう。一口に翻訳家と言っても翻訳家のレベルは様々で、それぞれ得意とする翻訳の分野があるのが一般的です。特に金融、医療、法律等の専門的な分野になると、その分野に関しての知識が無ければ正確な翻訳をすることが出来ないので、そういった分野の翻訳になると一文字当たりの単価が高くなる傾向が有ります。また、経験によって単価も上がっていく傾向が有ります。

では、どのように翻訳家を探せばよいのでしょうか?

一つは翻訳を行っている企業に依頼をすることです。企業に依頼することのメリットとデメリットは

翻訳を行っている企業の多くはそれぞれの分野の専門の翻訳家を抱えていることが多く、よほど特殊でない限りどのような分野の翻訳でも対応が可能です。また翻訳の内容についても、一人が翻訳を、もう一人が翻訳の正確さをチェックするといった二段構えで品質の確保を行っており、微妙なニュアンスの内容も正確に翻訳して貰えます。

しかしながら、翻訳にかかるコストは一番高くなります。これは企業として行っているので、従業員の翻訳家の福利厚生と給料の上に営業、事務などにかかる経費分も上乗せされるからです。

企業に頼むよりも安く済ませる方法がフリーランスの翻訳家に依頼することです。フリーランスの翻訳家に依頼するメリットとデメリットは

昨今ではインターネットの普及によってフリーランスで働く人も多くなり、ランサーズやクラウドワークスといったマッチングサイトを利用すれば簡単にフリーランスの翻訳家を探すことが可能になりました。フリーランスの翻訳家を雇えば価格を安く抑える事が可能ですが、品質の振れ幅が企業と比べて大きくなります。

前述しましたが、フリーランスの翻訳家の実力は様々で、実力の有る翻訳家に依頼をするためには、過去に翻訳を行った物を確認すればよいのですが、確認が出来るのは翻訳家のみなので、実際に依頼する際には翻訳家の経験がどれくらいあるかを元に決めるしかありません。また、出来上がった成果物の確認を行う人もいないため、フリーランスの翻訳家に依頼するのは翻訳の正確さという点においては企業に劣る可能性が有ります。

英文を翻訳してもらう際の注意点

ホームページを英語化する事によってウェブサイトにより多くの来訪者を呼ぶことが目的だとすると、日本語をただ翻訳してもらっても目的を達成することは出来ません。ウェブサイトを発見してもらうには、対象とする顧客者層が検索しそうなキーワードの組み合わせを文章に入れなければならないからです。また、キーワードをただ闇雲に使えばよいというわけではなく、使用の頻度も考慮しなければならないので、ある程度のノウハウが必要になります。これは内部SEO対策の基本となる部分で、この事を理解している翻訳家でなければ翻訳をお願いするべきではありません。

グーグル翻訳を使用する

ホームページを英語化する際に翻訳家に頼むコストもかけたくない場合は、グーグルの自動翻訳を使う事も検討するべきでしょう。いくつか無料で使える翻訳サイトは有りますが、グーグルの翻訳が一番精度が高いようです。自動翻訳を使用する際の注意点として

最近のアップデートによりグーグル翻訳の質は飛躍的に高くなりました。しかしながら翻訳精度は完璧とはほど遠く、長文になればなるほど意味の通じない翻訳がなされる様です。また、対象とする言語の言語学上の距離も翻訳の精度に現れます。例えばスペイン語と英語を翻訳した場合ある程度意味が通じる場合でも、日本語と英語では全く意味の通じない文章が生成されるという様に、言語学上の距離が遠い場合は翻訳精度が落ちます。

企業の場合ホームページは会社の顔ですから、初めてあなたのページに訪れた人が、意味の分からない文章を載せている会社に仕事を頼もうとは思わないでしょう。既に何らかの形で名前が売れていて、日本語のページに外国からのアクセスが有り今はまだコストをかけられない、というような状況以外はグーグル翻訳での売り上げ上昇を狙うのは難しいでしょう。

民泊のようなビジネスであれば、”外国語にコストをかけられない”というような状況を潜在顧客が察してくれる可能性が高いのでグーグル翻訳でのホームページ英語化も有効でしょう。

ホームページ英語化をグーグル翻訳で行う場合の注意点ですが、自動翻訳で翻訳した内容をインデックスさせる事はグーグルのペナルティ事項に抵触しますので避けるべきです。ツールを使って翻訳内容を提供するのは問題ないのですが、翻訳したコンテンツを検索インデックスに登録する行為は、グーグルが規定する「自動ページ生成」に相当する行為であるためペナルティーの対象となります。従って、オーガニック検索で潜在顧客にアプローチする事は実質的に不可能です。

上述した様に翻訳内容をインデックスさせない場合は英語ページを分ける必要が有りますが、もっと簡単な方法として翻訳ウィジェットを組み込む方法が有ります。現在のサイトがワードプレスであるならプラグイン一つで簡単にホームページを英語化する事が可能です。設定が簡単なのと翻訳ページをインデックスしないので、お勧めはGTranslateというプラグインです。こちらのサイトで導入方法が書かれています。

ライターに書いてもらう

翻訳と最初から英語で文章を作成する場合では、出来上がる文章の品質が大きく異なります。

翻訳の場合、日本人向けに作成したコンテンツを使用する事が前提になるので、どうしても国外向けのユーザーの検索に対するニーズの不一致という点で不利になります。詳しくはこちらの英語サイトを1から作成するメリットでまとめていますので参考にしてみてください。

記事を書く能力と、英語で読み書きが出来る能力というのは異なるものなので、日本人で記事を書けるほどの英語力と、文章作成能力の両方を満たす人材は多くはいません。従って、ライターは英語を母国語とする人を雇うことになります。
しかしながら、英語が母国語で記事作成能力のある、日本語がわかるライターというのも多くはいないというのが現状です。

つまり、ライターを起用する場合、英語でやり取りが出来る担当者を置いて、英語を母国語とするライターを起用するという形になります。社内に英語でやり取りできる人材がいない場合、弊社のような英語サイト制作英語SEO対策を専門とする会社を使用するというのが英語記事作成の方法になります。

 

ホームページ英語化の方法~デザインの作成

ホームページ英語化 デザイン

英語の文章を入手した後は、サイトのデザインをどうするか決めましょう。日本語のホームページをデザインをそのままコピーして英語化した場合フォントの大きさがおかしかったり、使用されている写真が対象国のマーケットに対して効果的ではないケースが多々あります。よって、ホームページ英語化にあたって大体のケースでデザインを新たに作り直す必要性が出てきます。

日本の企業の中にも外国人デザイナーを起用している会社も有りますが、そういった企業に頼んだ場合かなり割高な料金になってしまいます。本気で海外戦力を進めるつもりなら、日本人のデザイナーではなく対象国のデザイナーを雇う方が遥かに効果的なデザインが出来ますが、コストがかかってしまう。それならば、自分で対象国のデザイナーに直接仕事を依頼してデザインを作ってもらうという手段が最も安く最も良いデザインを入手する方法でしょう。

日本ではランサーズやクラウドワークスなどのフリーランサーマッチングサイトが有名ですが、英語圏ではfreelancerupworkfiverrといったサイトが有名で、フリーランサーを容易に探すことができます。注意点としてはフリーランサーの仕事の質のブレ幅が大変大きいので、仕事を発注する前に過去に仕事を依頼した人のレビューをしっかりと確認するようにしましょう。

ホームページ英語化の方法~URLの設定

ホームページ英語化 URL設定
英語の文章を入手した後は、英語ページの作成に取り掛かりましょう。ここで決めなければならないのはURLをどうするかという問題です。日本語のホームページのドメインと英語のページのドメインを分けて作ればよいのか、それとも日本語のページにサブドメインを設定して英語ページを作成すればよいのか、またはサブディレクトリを設定してホームページを英語化すればよいのか、これは状況によって違いますので解説していきます。

日本語のドメインと英語のドメインを分けて運用する場合

日本語のドメインと英語のドメインを分けると良い場合は以下です

  • 日本語ページのURLが日本語表記である場合
  • 英語圏でのブランド名を分けたい時
  • ドメインが.jpである場合

日本語でのURLの場合、URLの表記が意味の分からない文字の羅列となってしまうので、サイトへの被リンク対策、潜在顧客がURLを見た際に抱く不信感という観点から新たにドメインを取得するべきであると言えます。

海外からの顧客を開拓する場合、日本語での名前では分かりずらいことが多く、英語での新たな名前を付けた方がマーケティング的に良い場合が有ります。また、日本語では問題ない名前が英語ではマイナスイメージに繋がる物も有るという事も考慮すべきです。例えば、日本で飲まれている飲料の「カルピス」は英語で発音すると「cow piss」(牛のおしっこ)と聞こえるため「Calpico」という商品名で売られています。

ドメインが.jpである場合は日本国をターゲットにしていると検索エンジンに判断されてしまうので、国外での検索ランキングが上がりにくくなります。対象国が絞れている場合は、その国のccTLDを取得するべきです。

ドメインを分ける事でのデメリットも有ります。

ドメインを分けると日本語用サイト、英語版のサイトの二つのサイトをそれぞれ別の管理画面から管理することになります。そうなると管理の手間が二倍になり、サイトを頻繁に更新される方だと負担が大きくなります。

また、新しいドメインを取得すると、今まで時間をかけて大きくしたサイトの評価を受け継ぐが事が出来ないため、サイトをランキングさせる作業を一から始めなければなりません。

サブドメインを使用する

ドメインを新たに取得するより簡単なのがサブドメインを使用する方法です。SEOの観点からサーバーは対象国に設置をするべきなのですが、新たにドメイン取得と同様にサブドメイン使用の場合でもサーバーを対象国に設置する事ができ、検索エンジンにサブドメインは対象国に向けてあるものだと伝えることが可能な点、ドメインを新たに取得した場合のサイト管理の煩雑さ、サイトのパワーの問題点も無いため、理由がない限りドメイン取得よりはサブドメインを使用してホームページを英語化した方良いでしょう。

また、サブドメイン使用は海外向けに全く別のコンテンツを提供しようとしている場合も有効です。

SEO的にもサブドメインを使用した場合、元々のサイトのサイトパワーをリンクジュースという形で享受する事が出来るため、ランキングを上昇させることも新規ドメイン取得よりも簡単です。

サブディレクトリを使用する

三つの方法の中でサブディレクトリを使用するのが一番簡単なホームページ英語化の方法です。ドメイン取得、サブドメイン使用と同様に対象国を検索エンジンに伝えることが可能ですが、サーバーを分けることができないためSEO的には良い選択肢ではありません。しかしながら、元々のサイトのサイトパワーをそのまま引き継ぐ事が可能なので、すでにSEO的に強いサイトを運営されてる方はサブディレクトリを使用してのホームページ英語化が良いかもしれません。

サブディレクトリ使用の問題として、サーバーを分けることができないので、サイトが大きいとアクセスが集中する可能性があり、サーバーが対応出来ない可能性を考慮するべきでしょう。

結論

ホームページ英語化はフリーランサーの仕事の質を見抜く目と、英語でメールのやり取りができる程度の英語力、少しのウェブサイト作成の知識が有れば自分で格安で作成が可能です。まずは自分でホームページ英語化を行ってみて、手ごたえを見てから本腰を入れて投資してみるというのもリスク回避の手段としては良いのではないでしょうか。そんな時間は無い、確実な仕事をして貰いたいとお考えの方は是非弊社にお任せください!

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