英語SEOは本当に必須なの?ROIの計算と英語SEO対策を行う5つのメリット

インバウンド対策として、英語SEO施策を行う企業が増えてきています。
英語圏の検索エンジンで上位表示されれば、自社を効果的に宣伝することが可能です。

とはいえ英語SEO対策は時間もコストもかかる上、どのくらいのリターンが得られるか見当がつかないので対策にお金をかけられない、というように思われているところではないでしょうか。
更に、対策をするにも言葉の壁の問題から、二の足を踏んでしまっている企業も少なくないでしょう。
それでも、英語SEOにはメリットが多く、施策を講じるだけの価値は十分あります。
今回は「英語SEO対策を行うかどうか迷っている」という方に向けて、ROIの予想方法と対策の5つのメリットをご紹介しましょう。

ROIの計算方法

ROIとはReturn On Investmentの略で、投資に対してどれくらいのリターンが得られかという指標です。これが予測できれば、投資をするべきかどうかの判別をすることが出来ます。

それでは早速、英語サイトに対して投資を行って、どれくらい見返りが有るのか計算してみましょう。

英語サイト作成の費用

英語サイトを作成するのにかかる費用はサイトの大きさによって異なりますが、ここではメインページ、コンタクトページ、企業紹介ページ、商品説明ページ、コンテンツマーケティング用のブログページの5ページの英語サイトを作成するものとして考えます。これ以上大きい場合は1ページごとに15000円として見ておけば問題ありません。

弊社で上記の5ページを作成する場合は115000円ですから、初期投資として115000円かかります。(サーバー、ドメインの費用はサブディレクトリーを使用する前提で計算するので、ここでは除きます)

内部SEO対策

作ったサイトに対して、どのキーワードでランキングを狙うのか、キーワードの選定、それに対しての内部SEO対策を施さなければならないので、この費用を45000円とします。5ページ以上ある場合は、1ページあたり6000円前後として見ておけば大丈夫です。

外部SEO対策とコンテンツマーケティング

競合がどれくらいいるのかにより、ランキング上位を狙うのがどれくらい難しいのかが変わりますが、競合が30サイトほどの業界で、キーワードを狙うとします。競合が30サイト程ある場合はキーワードの月間検索数が多いので、売り上げに即結び付きそうなワード上位5個、売り上げに即結びつくわけでは無いが、サイトを通して教育すれば、売り上げに繋がりそうな顧客層が検索するワード10個を対象として対策をするとします。それぞれの月間検索数は1000~3000の間に有ると仮定して、中間の2000とします。

実際に計算する際は、グーグルのキーワードプランナーで検索し、キーワードの数と検索数をご自身で当てはめてください。

どれくらいの競合強いのか(サイトの内容が深いのか、記事数はどれくらいなのか、SEO対策は全てされているのか)によって、上位表示のために必要なサイトの強さが変わりますが、30ほどいる場合は少なくともサイトの記事が50~100程無ければ上位表示はされないです。従って、ここでは80記事を目標に計算をします。

一記事あたり3000文字として1記事12,000円、80記事なので960,000円となります。また、継続して記事をアップロードしなければ、検索エンジンはサイトの評価を落としますので、一か月に一度記事をアップロードする前提で計算をします。

これに外部SEO対策で被リンク対策を行うとして月37,500円を半年間行うとして225,000円かかります。

ここまでで全ての費用は 1,345,000円となります。

こんなには払えないな~

記事作成は一括ではなく少しずつ作成していく物なので、月に4本記事を書いてもらう、というような方法がお勧めです。

 

売上予測

上記の15個のキーワードのうち控えめに見積もって8ワードが検索上位に表示されたとします。この時の予想月間訪問者数は16,000人となりますが、問題はその内実際に商品の購入、あるいは店舗への来店してくれるお客さんがどれくらいになるのかという事です。サイトへのビジターに対して、どれくらいの割合の人が実際に購買活動を行うのか、という物を表すのが、コンバージョンレートと言います。

Littledateによると、飲食店のコンバージョンレートは平均で1.9%

fast booking.comによると宿泊業界のコンバージョンレートは平均で2.2%

e-commerceだと1~3%が平均と言われております。

ここでは保守的に見積もって、1%を予測コンバージョンレートとします。

これを当てはめると月間160人、年間1920人の人が購買活動を行ってくれる計算になります。また、ウェブサイトは年月が立てば立つほど強くなっていきますから、検索ランキングも上昇していきます。ここでは年間20%の割合で来訪者が増えて行くという前提で計算します。

この計算と客単価を元に計算をすれば損益分岐、とリターンがどれくらいになるのか割り出せます。

 

1年目 1345000/1920= 700円

2年目 144000/2304= 62円

3年目 144000/2764= 52円

 

最初の一年目はお客さん一人当たり700円の利益で損益分岐となります。二年目はお客さん一人当たり62円で集客でき、3年目は52円で集客が出来ます。

上記にように、ご自身で計算をしてみると、英語SEO対策に価値が有るのかどうかが判別できるかと思います。

英語SEO対策のメリット5つ

それでは次に、英語SEO対策のメリットをご紹介します。

①継続的な集客を期待できる

あるキーワードを検索した時、上位表示されるサイトの顔ぶれは、ほとんど変わることがありません。
検索エンジンのアップデート等で順位が変動することはありますが、基本的には、1度上位に表示されれば順位を維持できるようになります。
すると安定的に検索流入を期待できるので、継続的な集客が可能です。

ある記事が上位表示されると他ページの閲覧数も自然と増えるため、ターゲット層を効率的に取り込むことができます。
たとえばホテルを経営している企業の場合、周囲の観光情報を掲載しても、一見するとホテルと直接関りはないように思えます。
しかし、 そのページが上位表示され続ければ、ホテルそのもの認知度も上がるというわけです。
このようにSEO施策は継続的な集客が見込めるので、1度成功すれば大きなリターンを得られます。

うちのホームページを上位に載せてもらうのに、お金がかかるんじゃないかな?

そうとは限りません! 調べものをするのに世界で最も使われているグーグルでは、利用者にとって欲しい情報が多い順にページを表示する仕組みをとっています。上位表示には、質の高いページを作ることが大切なのです。

②ターゲットを絞り込むことができる

基本的に、SEO施策ではある特定のキーワードを検索した時に、自社サイトが上位表示されることを目標とします。
このキーワードは、自社がターゲットとする層に合わせて設定します。

たとば和食料理店を経営している企業の場合。
日本旅行で和食を食べたがっている外国人が興味を引かれるような、日本食にまつわる知識や、正しい食べ方などを解説するページを用意するのもよいでしょう。
このように、SEO施策では、ターゲットを絞り込んだアプローチが可能になります。

外国人観光客に広くアプローチするよりも、自社のターゲットになり得る層を効率的に囲い込むことができるのです。

ページの内容がいいだけで、本当に外国のお客さんに見てもらえるかな?

おっしゃる通りです! 上位表示するための技術的な対策のことをSEO対策といいます。このSEO対策とあわせて質のいいページ作りが、訪問者を増やすために欠かせません。

③費用対効果が高い

英語SEO費用対効果
Webマーケティングの手法はSEOだけではありませんが、多くの広告サービスには多大なコストがかかります。
たとえばリスティング広告と呼ばれるサービスはクリックされるごとに支払いが発生します。
クリック数が多いほど流入も増えますが、その分広告料もどんどん上がっていくのです。

一方、SEO施策は自社内で行うことも可能なため、コストを極力抑えることができます。
効果的なSEO施策には十分な知識が必要ですが、仮にアウトソースしても、広告サービスを利用し続けるのと比べると低コストです。
リスティング広告もSEO施策も、クリックされれば必ず集客できるわけではありませんが、コストパフォーマンスで比較するとSEO施策に軍配が上がります。

リス? エスイーオー?

リスティング広告は、グーグルにお金を支払って広告を表示することです。お客様がページを訪問するたびに広告費が増えます。SEO対策では技術的にお店のページを上位に表示することなので、お客様の訪問数で広告費が増えることはありません。

④ブランディング効果を得られる

ある調査によると、人は、検索エンジンで上位表示されている企業に「信頼感」や「好印象」を抱くことが分かっています。
WEB上で良質なコンテンツを提供していることは、そのまま企業のイメージアップに繋がるのです。
上位表示されることで自社サイトを参考にするユーザー投稿も増え、検索エンジンによる評価が一層上がるといった好循環も生まれます。

ユーザーから選ばれる企業になるためには、良いブランドイメージを勝ち取ることが非常に重要です。
良質なサービスを提供しているにも関わらず、SNS上での失態やコンプライアンス違反などから、ユーザー離れが起こってしまった例はたくさんあります。
逆に、良いブランドイメージを維持し続けることができれば、安定した顧客を得られるだけでなく、新規顧客からも選ばれやすくなるのです。

SEOをすれば、外国のお客さんにうちの名前を覚えてもらえるわけか。

おっしゃる通りです! ただしページを作ったままにすると順位が下がってしまいますので、見直しが必要です。

⑤国内にいながら海外へアプローチできる

日本にいながら海外向け施策を行えるというのも、SEO対策の1つのメリットです。
英語SEOは、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも実施することができます。
一般的な海外向けプロモーションとは異なり、海外の広告代理店に依頼を出さずとも、国内だけで施策を完結できます。
ましてや現地に赴く必要もありません。

国内で施策を行えるのは、実施のハードルが下がるだけではなく、コストカットにも繋がります。
もちろんSEO対策の基礎知識を学ぶ必要はありますが、それでも日本にいながら施策を行えるというのは大きな利点となるでしょう。

わざわざ外国まで行かなくてもいいのは、本当に助かる。

しかも海外のお客様の反応を、いつでも確認できます。

まとめ

英語SEO対策には、今回ご紹介したように様々なメリットがあります。
これから日本を訪れる外国人観光客へアプローチしたいなら、英語SEO対策に取り組まない手はありません。

また、英語SEOに取り組んだ経験は、インバウンド対策を打ち出していく上で大きな財産になります。
英語SEOを成功させるためには、外国人観光客のニーズをよりリアルに掴むことが必要不可欠だからです。

外国人観光客に向けたビジネスを行っていくなら、ぜひ一度挑戦してみましょう!