アメリカに向けた英語SEOはここが重要!海外SEO事情を解説

訪日アメリカ人の数は年々伸び続けており、ここ5年間で1.7倍以上増加したとされています。
インバウンド対策を講じる上で、アメリカ人をターゲットから除外することは考えられません。
また、 アメリカと日本のSEO事情は似通った部分も多く、対策しやすいというメリットもあります。

今回は、日本とはやや異なる部分も多い海外SEOの中から、アメリカのSEO事情をお届けします。
アメリカ人をターゲットとした英語SEO対策を行う場合は、ぜひ参考にしてみてください。

日本とほぼ同じ?アメリカのSEO事情

国ごとに大きく異なるSEO事情。しかし、日本とアメリカの比較においては、それほど大きな差はありません。
しかし、SEO対策の主戦場やコンテンツ作りの傾向など、微妙に異なる部分はあります。
その相違点に対して的確なアプローチが取れれば、日本国内にいながらでも十分渡り合うことができます。

今あるサイトを英語に翻訳するだけで、十分じゃないのか?

お待ちください! まずはアメリカのSEO事情を知りましょう。

検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的

他の多くの国と同様、アメリカにおける検索エンジンのシェアはGoogleが圧倒的な割合を占めています。
そのため、基本的に英語でSEO対策をする場合はGoogleのアルゴリズムへの対策になります。

ちなみに日本の場合はGoogleのシェアが約95%と、もはや入り込む余地がない程です。

日本国内のSEO対策はほとんどすべてがGoogleを対象としたものなので、アメリカのSEOにも十分応用がききます。

なんだ、googleのアルゴリズムへの対策も日本と一緒じゃないか。

しかし日本と事情が異なるのは次からです。

上質なオリジナルコンテンツの評価が高い

今日までGoogleが最も重視しているのは「ユーザーに最高の検索体験を届ける」ということです。
特にパンダアップデートが導入された2011年以降は、情報の質が高く、なおかつオリジナリティーのあるページが評価されるようになりました。
つまり、
情報量が多く高品質であっても、他のサイトをコピーしたようなページは評価されづらくなっているのです。

これは、真面目にコンテンツ作りに励む企業にとってはむしろ追い風となる出来事でした。
そしてこのアップデートにより、アメリカではコンテンツマーケティングに力を入れる企業が増え、現在では実に9割もの米国企業がコンテンツマーケティングを取り入れているとされます。

9割も! こりゃ日本とはずんぶん違うなあ。

おっしゃる通り。アメリカのほうが日本よりもコンテンツマーケティングの普及がはやく、経験も豊富なんです。

サイト構造の最適化に取り組む企業が多い

アメリカではサイト構造の最適化をはじめとした、テクニカルSEOが主流です。
一見すると上記の背景と矛盾するように思われますが、質の高いコンテンツが2つあった時、両者に差をつけるのはキーワードの出現率や被リンクなど、テクニカルな手法です。

そのため、コンテンツの作成とテクニカルSEO、それぞれに専門家を雇い分業するパターンも珍しくありません。
特に、被リンクに関しては活発に議論が行われており、インフルエンサーに自社サイトを宣伝する、有名サイトへ記事を寄稿するなど、積極的に被リンクを増やすのが一般的です。

これは、日本とはやや異なる点と言えるでしょう。
アメリカ国内の企業とSEOで渡り合うためには、被リンクに関する施策を十分に行う必要があります。

これは困った。コンテンツ作りも大変なうえ、SEO対策や被リンクまで考えると…

日本語のページを英語に翻訳するだけでは、サイトへの訪問者数をのばすのは難しいですね。

 

海外SEOではモバイルフレンドリーは必須


アメリカのスマートフォン使用率は実に6割と言われています。
いまや多くの人が調べものをスマートフォンで行うので、モバイルフレンドリー対策は必須です。

いくら上質なコンテンツでユーザーをもてなしても、モバイルに対応していなければ集客は難しくなっていきます。
実際、近年モバイルフレンドリーを推し進めているGoogleでは、モバイルに対応したサイトでないと上位表示されづらくなっています。

とりわけインバウンド対策においては現地でスポット情報を確認する観光客が少なくないため、スマフォへの対応は早急に進めるべきと言えるでしょう。

うちのホームページ、スマホ対応していたかな。

集客率アップのためにもスマホ対応は必ずお確かめください。

 

ローカルSEOへの対応が重要

Googleはユーザーの現在位置を解析し、近隣エリアの店舗や施設が優先的に表示されるアルゴリズムを導入しています。
これにより、たとえば新宿にいる人が「カフェ」と検索すると、新宿にあるカフェのページが優先的に表示されるようになりました。

とはいえ、Googleが認識できるのはサイトオーナーが登録または掲載している情報のみです。
今後は、こうしたローカルSEOへの対応が重要になってくると言われています。

店舗や施設の住所を掲載するのはもちろんのこと、近隣のおすすめ観光スポットを紹介したり、エリアに関連する情報を掲載すると評価されやすくなるでしょう。

観光スポットの紹介はインバウンド対策と非常に親和性が良いので、試してみる価値は十分あります。

観光に来たお客さんが、うちの店を知ってもらえるわけか。

おっしゃるとおりです。さらに海外からのお客様を呼び込むポイントがあります。

 

これからの時代はセマンティック検索へ

従来の検索エンジンは、入力されたキーワードとの関連性に重点を置き処理を行っていました。
しかし、今後は入力されたキーワードから、人工知能がユーザーが真に求める情報を推測し表示する「セマンティック検索」へ変化していくだろうと目されています。

つまり、ユーザーニーズの分析が今以上に重要になっていくわけです。
ユーザーニーズを捉えたページが正しく評価されるので、益々コンテンツの中身が大切になるでしょう。

海外からのお客さんが、欲しいと思っていることまで考えたことなかったな。

海外からのお客様の目線に立ったサイト作りが、大切ですよ。

 

まとめ

今回は海外SEOの説明をアメリカのSEO事情でご紹介しました。
主流となる検索エンジンが同じことから、日本国内のSEO対策とそれほど大きな違いはないことが分かります。

しかし、アメリカでは被リンクの議論が活発に行われ、テクニカルな手法が重視されていたりと、日本とはやや異なる点もありましたね。

今後、アメリカを対象としたSEOを行う予定の企業は、ぜひ現地企業の施策にも関心を寄せてみてください。